03

12月

2011

新潟でカール・ベンクスさんにお会いしました

新潟の山奥にある集落に移り住んで古民家再生をしているドイツ人がいるらしい。

そんなウワサを耳にして、別の用事がてら訪ねてみることにしました。と思ったら、新潟市内から目的地までは高速道路を使っても2時間半ほどかかることがわかり、愕然。新潟は長い!

まつだいカールベンクス・ハウス

地元に住む友人の協力を得て、なんとか目的の新潟県十日町市へ。

ウワサのドイツ人建築デザイナー カール・ベンクスさんがお住まいの集落「竹所」には、ベンクスさんが改修を手がけた物件がたくさんありますが、住人の方が日常生活を営んでおられる場所ですので、内部を見学することはできません。

内部の見学ができるのはコチラ(毎週土曜日のみ 冬期休業 詳しくはお問い合わせください)。ほくほく線まつだい駅から徒歩10分の「まつだいカールベンクス・ハウス」です。元は旅館だった建物を改修したもので、イベントスペースとしての貸出しなども行っているそう。

内部はこんな感じ。「地元の人が集まる場所を作りたかった」とのお言葉のとおり、木の温かみが感じられる空間で、壁に備え付けられたワインセラーには美味しそうなワインがぎっしり。つい足が向いてしまいそうな場所ですね。

見学可能日には喫茶メニューがあり、オススメは水出しコーヒーとのこと。ミルクティーも美味しかったです。

内部をゆっくりと見学させていただいていたところ、打ち合わせを終えたベンクスさんと偶然お会いすることができました。お忙しいところ、突然の訪問者をとても温かく迎え入れてくださって、感激しました。

新潟の中でも特に雪が多く寒い地域のため、写真右の薪ストーブが大活躍していました。写真では薪の良い香りをお伝えすることができないのが残念です・・・、このほか二重ガラスの窓は、寒さをしっかり防いでくれるうえに掃除がしやすいそうです。さすがドイツ製は合理的!

この後、ベンクスさんの手がけた建築物の外観を見ながら、竹所地区をドライブ。一時8世帯にまで減った集落は、ベンクスさんが移り住んだことによって地域の誇りを取り戻したそうです。ベンクスさんのご著書『古民家の四季』のコピー「田舎は田舎のままでいい」を思い出しました。そして、そんな地域に魅力を感じて移り住んで来る人が出るようになりました。来年早々にもまた1家族、若いご夫婦が東京から引っ越してこられるそうです。

周辺には日本の棚田百選にも選ばれた美しい棚田が広がっています。が、当日はあいにくのお天気であまり良い写真が撮れませんでした。代わりにコチラを見てお楽しみください。

ちなみにベンクスさんは来日当初ずっと東京にいらしたそうですが、お米を入手するためご友人に連れられて偶然訪れたこの場所が気に入ってしまったそうです。

もしそのお米が近江米だったなら、ベンクスさんは滋賀県民になっているはず!と自信を持って言えるくらい滋賀にも素晴らしいところがたくさんあります。まつだいカールベンクス・ハウス」スタッフのみなさま、素敵な時間をありがとうございました。滋賀にも是非一度遊びに来てくださいね。(S)

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